昼休み。
1年生のうちのクラスの子たち3人が、ツバキを拾ったのでと私に届けに来たらしい。
私はちょうど席を外していたのだけれど、
居合わせた支援員さんが
「教室の先生の机の上に置いておけばいいんじゃない?」
と対応してくれたらしい。
「知らなかったことにして、喜んであげてください」
と言われた。
しばらくして、その子たちがふたたび職員室にやってきた。
「先生、これ3人で作りました。どうぞ。」
Aくんが一生懸命に「3人で作ったの!3人で見つけたから!」とアピール。
でも、紙にはAくんの名前がなかった。
「Aくんの名前ないよ、書けばよかったのに~」と言うと、
「いやいや、俺はいい、名前はいい」と照れていた。
お花だけでもうれしいのに、紙に貼ってメッセージを書くことができるようになるなんて。
ひらがなの読み書きもほとんどできなかったような子供たちが、
ここまで成長することに、毎年のことながら感動する。
6年生担任の先生がこの様子を見ていて、
「1年生、かわいい~。6年生もかわいいけど、こういうのはなくなるからなあ。」
とちょっとうらやましそうだった。
かがやき先生のダイアリーより