今ならわかる!大切なのは子どもをほめること!

先生の困ったQ&A

「私が昔質問したことに、今の私が答える」

Q.入学式の準備があり、6年生が手伝いに来ます。そのときに一番大事なことは何ですか?

A:
私は奈良で行われた「学修塾」に参加した。その懇親会の席で、私はこう尋ねた。
「入学式の準備があり、6年生が手伝いに来ます。そのときに一番大事なことは何ですか」
初めて6年生を担任することになっていた私は、この日をどう過ごすかで悩んでいた。
「どうしたら子どもたちをしっかり動かすことができるか」。
このことばかり考えていた。気分はかなりブルーだった。

「入学式の準備に来てくれた子どもたちをほめることです」

即答だった。
その時の私には思いもしない答えだった。そうか! 胸にすとんと入った。なんだか嬉しくなってきた。
子どもたちに早く会いたくなってきた。

準備当日。
「よし! 今日は子どもたちをほめるぞ」。
そんな気持ちで朝、学校に向かった。
準備中、やる気のなさそうな雰囲気で椅子を運んでいたAくんを発見。
学年一のやんちゃくんだ。準備をするのが嫌なのかな? と思った。

「しっかりやらないと!」
という言葉をぐっと押さえ、明るく声をかけた。

「どうしたの? 元気ないけど、大丈夫?」
「ちょっと腕が痛いんだ」
 そうか。痛いのによく来たね! がんばってるね」

Aくんの顔がふっと和らいだ。本当にふっと変わったのだ。ああ、叱らなくてよかった。
「よく準備に来たね」「すごいね」
そういう思いで子どもを見ることができた、よかった!

「ほめる」ってすごい! 心からそう思った瞬間だった。

出典:ここが聞きたい授業・学級経営 Q&A (2) 015 TOSS型授業は、原理原則に貫かれている より
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